ニッチ/パーティション/床コーナー/床コーナーカマチ/堀りごたつ/式台/床下収納/床下点検口
ニッチ、パーティション、床コーナー、床コーナーカマチ、掘りごたつ、式台、床下収納、床下点検口を入力します。

ニッチを入力するA210635_sns_sec01
「内部」メニューから「内部意匠」の「ニッチ」を選びます。
- 「ニッチ」ダイアログでニッチの形状、高さなどを設定します。
- マウスで幅を指定する場合は、「幅指定」をOFFにします。
- ニッチの始点と終点をクリックします。
メモ
- 幅を数値で指定して入力する場合は、「幅指定」をONにして、「幅指定」に開口部分の幅を設定します。ニッチの始点、終点をクリック後、開口側をクリックします。
- ニッチに三方枠を付けるときは、「枠」をONにして「設定」で見付と枠の素材を設定します。
- ニッチは、仕上や壁の厚さを参照して入力するため、これらの部材の厚みを変更した場合、平面図の「属性」メニューの「建具一括設定」で変更した部材の厚み情報を取得してください。

パーティションを入力するA210635_sns_sec02
「内部」メニューから「内部意匠」の「パーティション」を選びます。
- 「パーティション」ダイアログで、タイプを選択します。
選択したタイプのパネルで異なる設定がある場合は、各項目を変更します。 - マウスで幅を指定する場合は、「サイズ指定」をOFFにします。
- パーティションの始点と終点をクリックします。
- パネルの詳細を設定する「パーティション」ダイアログが開くので、各パネルを設定します。
- 「OK」をクリックします。
メモ
- パネルのタイプは、「専用初期設定:内部シンボル-パーティション」で登録します。
- 先にサイズを決め、形状の詳細を設定したい場合は、「サイズ指定」をONにします。パネルの詳細を設定する「パーティション」ダイアログが開くので、各パネルを設定します。

床コーナーを入力するA210635_sns_sec03
ここでは、畳コーナーの入力を解説します。
「内部」メニューから「内部意匠」の「床コーナー」を選びます。
- 「床コーナー」ダイアログで「畳」をクリックします。
- 指定した領域に対して、均等に分割して畳を配置する場合は、「分割数指定」をONにして「縦」「横」を設定します。
- 矩形範囲の始点、対角点をクリックします。
- 分割の基準辺を指定します。
基準辺に対して、縦と横の分割が決まります。
メモ
- 畳のサイズを指定して入力する場合は、「大きさ指定」がONにして「縦」「横」に畳のサイズを設定します。床コーナーの入力時における畳の指定方法が、畳の目地基準点と方向指定となります。

床コーナーにカマチを入力するA210635_sns_sec04
床コーナーに、範囲を指定してカマチを入力する場合に使用します。
「内部」メニューから「内部意匠」の「床コーナーカマチ」を選びます。
- 床コーナーをクリックします。
- 「床コーナーカマチ」ダイアログでサイズを設定します。
-
カマチの始点と終点をクリックします。
カマチは始点から時計回りに入力しますが、反時計回りに入力する場合は、マウスの中ボタンか、無変換キーを押します。

掘りごたつを入力するA210635_sns_sec08
掘りごたつは、畳コーナーの上端、部屋の床高の位置を参照して入力されます。
ここでは、畳コーナーシンボルの上に掘りごたつを入力する操作で解説します。
「内部」メニューから「内部意匠」の「掘りごたつ」を選びます。
- 「掘りごたつ」ダイアログで掘りごたつの幅、深さ、テーブル・枠の有無などを設定します。
※ 横幅・縦幅には、枠幅は含まれません。掘りごたつの平面表現のサイズは、「横幅+枠幅」「縦幅+枠幅」となります。 - 掘りごたつの配置位置をクリックします。
※ 掘りごたつの配置基準は、シンボルの中心です(変更不可)。畳コーナーの畳の角に掘りごたつの角を合わせたい場合は、一旦掘りごたつを配置した後、掘りごたつを移動してください。
メモ
- 基準点と方向を指定して入力するには、Shiftキーを押しながら配置位置をクリックして、方向をクリックします。入力方法「1点方向」でも同様に入力できます。
- 入力するシンボルを回転するには、マウスの中ボタン、またはキーボードの無変換キーを押します。シンボルの中心を基準に回転します。
- 矩計図では、掘りごたつ部分の部材はクリップして作図されます。
床小屋伏図では、掘りごたつ部分で根太が切断されて配置されます。大引は切断されません。

式台を入力するA210635_sns_sec05
「内部」メニューから「内部意匠」の「式台」を選びます。
- 「式台」ダイアログの
「矩形」
「多角形」で入力するタイプをクリックします。
「多角形」では、多角円形の式台を表現できます。
- 式台の始点と終点をクリックします。
- 式台を配置する方向をクリックします。
メモ
- 式台の属性変更では、「立ち上り詳細」で式台の各辺(No)の立ち上り部を付けるかどうかを設定できます。Noをクリックすると平面図の式台に矢印が表示されるので、各辺の位置を確認することができます。

床下収納を入力するA210635_sns_sec06
「内部」メニューから「内部意匠」の「床下収納」を選びます。
- 「床下収納」ダイアログでサイズ、表現を設定します。
- 配置位置をクリックします。
シンボルを回転するには、マウスの中ボタン、またはキーボードの無変換キーを押します。ダイアログの「配置基準」の位置を中心に回転します。
メモ

床下点検口を入力するA210635_sns_sec07
「内部」メニューから「内部意匠」の「床下点検口」を選びます。
- 「床下点検口」ダイアログでサイズ、表現を設定します。
- 配置位置をクリックします。
シンボルを回転するには、マウスの中ボタン、またはキーボードの無変換キーを押します。ダイアログの「配置基準」の位置を中心に回転します。
メモ
- 床下点検口の蓋の外枠は、「物件初期設定:素材」の「床下収納・天井収納」で設定されています。
- 床小屋伏図の根太の自動配置では、床下点検口の根太が切断されます。
- 平面詳細図では、蓋の外枠が描画されます。