拡張:構図タブ
「拡張」をクリックして表示される拡張画面の「構図」タブでは、パースの縦横比(黄金比、白銀比)を基準に建物等の位置を調整します。

構図を決めてレンダリングを実行するA310320_kkz_sec01
- 拡張画面の「構図」タブにある「View設定」をONにします。
- 「黄金比」または「白銀比(用紙比)」をONにします。
- 「ガイド表示」をONにして、ガイドラインのタイプ(三分割、黄金比)を選びます。
- ガイドラインを参考にして、アングルを調整します。
「レンダリング実行」をクリックします。
なお、ガイドラインは非表示でレンダリングされます。

「構図」の機能A310320_kkz_sec02
View設定
黄金比 | 縦と横の比率が 1:1.618 になるようにします。![]() |
白銀比(用紙比) | 縦と横の比率が、1:√2(=1.414)になるようにします。 この比率は、用紙(A版・B版)の縦横比率と同じです。パースを印刷するときは、白銀比で構図を設定するとよいでしょう。 ![]() |
任意 |
任意に縦と横の比率を設定します。向きが「縦」のときは横に対する縦の比率、向きが「横」のときは縦に対する横の比率を設定します。 例えば、比率を「16:9」にするときは、「16/9」と入力します。 |
ガイド表示
建物等の位置を設定するための構図を決めるガイドラインを表示するには、「ガイド表示」をONにします。
ガイドラインはあくまで目安です。建物・部屋の角、地平線、ポイントとなるような部品などをガイドライン付近に合わせる程度でOKです。
三分割 | 三分割法によって2本の水平線と垂直線を引きます。 なお、三分割法は、ビューの縦横を3等分に分割するもので、そのライン上、もしくは交点上に構図上の重要なポイントを配置すると、バランスが取れて安定した構図になると言われています。 ![]() |
黄金比 | 黄金比率によって分割する位置に水平線と垂直線を引きます。 分割タイプのボタンをクリックします。ボタンのピンクの塗り潰し表示の位置が、建物(外観の場合)、メインとなるオブジェクト(内観の場合)の位置になるようにします。 ![]() |

構図の設定例A310320_kkz_sec03
ガイドラインをパースのどこを目安に合わせるとよいか、設定例を示したものです。
黄金比(ガイド表示:黄金比)の場合
白銀比(ガイド表示:三分割)の場合