土間床等の熱貫流率について
土間床等の熱貫流率は、土間床等の外周部の熱貫流率ULと土間床等の中央部の熱貫流率UFに分けて計算します。
UL、UFは外断熱モデルと内断熱モデルによって値が異なり、それぞれ各部の寸法をパラメーターとする簡易な式で算出することができます。

外断熱モデルA550135_dmy_sec01
土間床等の外周部の熱貫流率(W/m・K)
UL=1.88+0.5λ-0.005D-1.02T10.15-0.001W-0.014T2
土間床等の中央部の熱貫流率(W/㎡・K)
UF=0.021+0.054λ

内断熱モデルA550135_dmy_sec02
土間床等の外周部の熱貫流率(W/m・K)
UL=1.77+0.5λ-0.77T10.15-0.003W-0.042T2
土間床等の中央部の熱貫流率(W/㎡・K)
UF=0.022+0.054λ

記号の説明と適用範囲A550135_dmy_sec03
記号 | 説明 | 適用範囲 |
λ | 土の熱伝導率(W/m・K) | 0.58~1.74 W/m・K(注1) |
D | 断熱材埋め込み深さ(cm) | 10~40 cm |
T1 | 基礎外側の断熱材の厚さ(換算厚)(cm) | 2.5~15 cm(注2) |
W | 土間外周の断熱材長さ(外周内面からの距離)(cm) | 0~90 cm |
T2 | 土間外周の断熱材の厚さ(換算厚)(cm) | 0~6 cm(注2) |
注1 | 土の熱伝導率は建設地の土の性状に応じて適切な値を用いる。 明確な根拠資料の添付がされない場合は、原則λ=1.0以上の値で計算を行うことと考えてよい。 (一般社団法人 住宅性能評価・表示協会のQ&Aより) |
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注2 | T1、T2の厚みは熱伝導率が0.0326W/m・Kとした場合であり、使用する断熱材の熱伝導率に応じて厚みを換算する。 T1、T2=dr/λr×0.0326×0.1 (dr:使用する断熱材の厚み(mm) λr:使用する断熱材の熱伝導率(W/m・K)) |
参考文献
一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構『住宅の省エネルギー基準の解説』第3版