斜線適合建物入力/斜線適合建物高さ変更
任意に斜線適合建物を手入力します。また、斜線適合建物の高さを変更します。
なお、算出点を配置した後に斜線適合建物を追加・変更した場合は、天空用計画建物を再作成する必要があります。

斜線適合建物を入力するA540540_stt_sec01
「天空」メニューから「斜線適合建物」の「斜線適合建物入力」を選びます。
- 適合建物を入力する敷地辺の算出点をクリックします。
- 「斜線適合建物入力」ダイアログで、勾配基準となる高さと斜線勾配を設定します。
- 斜線適合建物の範囲を入力します(入力方法:矩形)。
- 勾配基準線の始点、終点をクリックします。この位置が「基準線の高さ」となります。
通常、敷地境界線に沿うように斜線適合建物を入力し、勾配基準線を敷地境界線上で指定します。
基準線の高さ | 選択した敷地辺の斜線タイプにより、初期値が自動的に設定されます。初期値は、敷地境界線上に勾配基準があることを想定した値です。 【道路斜線の場合】斜線タイプの道路幅 × 斜線タイプの勾配 【隣地斜線/北側斜線の場合】斜線タイプの立上り |
斜線勾配 | 初期値には、選択した敷地辺の斜線タイプの勾配が自動的に設定されます。 |
メモ
- 「専用初期設定:天空率-共通」の「入隅処理タイプ」で「窓」「内角 1/2+窓」を選択している場合は、算出点ごとに適合建物を入力する必要があります。

斜線適合建物の高さを変更するA540540_stt_sec02
3点の高さを指定して、適合建物の高さを変更します。
「天空」メニューから「斜線適合建物」の「斜線適合建物高さ変更」を選びます。
- 変更する適合建物の算出点をクリックします。
算出点に対して適合建物が複数ある場合は、続けて適合建物をクリックします。 - 3点の高さを指定する場合は、「斜線適合建物高さ変更」ダイアログの「勾配指定」をOFFにします。
- 「1点目の高さ」~「3点目の高さ」を設定して、該当する位置を順にクリックします。
1点目~3点目の位置が同じで高さのみを変更したい場合は、位置をクリックする代わりにポップアップメニューの「OK」をクリックします。
メモ
- 「専用初期設定:天空率-共通」の「入隅処理タイプ」で「窓」「内角 1/2+窓」を選択して算出点を配置した場合は、算出点ごとに適合建物が入力されているため、算出点ごとに変更する必要があります。
- 勾配基準線の位置、基準高さ、勾配を指定して高さを変更する場合は、「斜線適合建物高さ変更」ダイアログの「勾配指定」をONにして、勾配基準となる高さと斜線勾配を設定します。勾配基準線の始点、終点をクリックすると、高さを変更できます(勾配基準線が以前の位置と同じ場合は、ポップアップメニューの「OK」をクリックします)。