耐力壁/耐力壁編集
耐力壁を入力します。また、入力されている耐力壁の取り付け方向と位置を変更します。

耐力壁を入力するA612452_jkb_sec01
「軸組」メニューから「耐力壁」の「耐力壁」を選びます。
- 「耐力壁」ダイアログの耐力壁記号をクリックして、入力する耐力壁を選びます。
- 選択した耐力壁の筋かい構造がシングルの場合は、「筋かいタイプ」で筋かいの向きを選びます。また、「筋かい寄り」で壁のどちら側に取り付くかを設定します。
- 選択した耐力壁に壁構造がある場合は、「面材1位置」で「壁1」の面材記号の配置位置を選びます。
- 耐力壁の始点、終点をクリックします。耐力壁の表現は、入力方向の左側に表示されます。
メモ
- 「選択」ダイアログに表示される耐力壁のタイプは、「専用初期設定:耐力壁-凡例」で設定したものが表示されます。
- 「専用初期設定:耐力壁-描画」の「耐力壁の重複入力」がOFFのとき、耐力壁を重複入力して入れ替えることができます。
(詳しくは、「耐力壁の重複入力について設定するには」を参照)

耐力壁の取り付けを変更するA612452_jkb_sec02
入力されている耐力壁の取り付け方向と位置を変更します。ダブルの筋かいは、描画方向のみ変更できます。
「軸組」メニューから「耐力壁」の「耐力壁編集」を選びます。
- 「耐力壁編集」ダイアログで、変更する内容を選びます。
取付方向 筋かいの取り付け方向(シングル終上⇔シングル始上)を変更します。 描画方向 筋かいの位置(筋かい記号と取り付け位置)を反対側に移動します。
記号の移動だけで、筋かいの取り付け方向と位置は変更されません。また、面材記号の位置は変わりません。筋かい寄り 筋かいの取り付け位置を変更します。
取り付け位置は、クリックするごとに左側⇒芯⇒右側に移動します。 - 変更対象の耐力壁をクリックします。

「耐力壁」ダイアログの機能A612452_jkb_sec03
入力ダイアログ、属性変更ダイアログの「形状」タブ
柱芯ピック | 耐力壁の入力で、自動的に柱の芯をピックするときはONにします。 柱芯にピックできる柱の種類は、通し柱、管柱、丸柱、半柱、床柱です。 |
耐力壁記号 | 選択した耐力壁のNoと表現を表示します。クリックして変更できます。 なお、耐力壁の表現や筋かい構造、壁構造は、「専用初期設定:耐力壁-凡例」で設定します。 |
筋かいタイプ | 選択した耐力壁の筋かい構造が片方向の場合は、「シングル終上」「シングル始上」から方向を選びます。![]() たすき掛け筋かいの場合は「ダブル」がONの状態で表示されます。 |
筋かい構造 壁構造 倍率 |
選択した耐力壁の筋かい構造、壁構造、倍率を表示します。 |
筋かい寄り | 筋かいが壁のどちら側に取り付くかを設定します。構造パースモニタで確認できます。![]() |
面材1位置 | 選択した耐力壁に壁構造がある場合は、「壁1」の面材記号の描画位置を設定します。耐力壁の入力方向に向かって左側に描画するときは「左面」、右側に描画するときは「右面」を選びます。![]() |
幅/せい | 耐力壁の幅、せいを設定します。初期値は「専用初期設定:耐力壁-凡例」から連動します。 |
上基準高 | 軒高から耐力壁上端までの高さを設定します。 |
下基準高 | 基礎高から耐力壁下端までの高さを設定します。 |
メモ
- 入力されている耐力壁と「専用初期設定:耐力壁-凡例」の同じ凡例Noの倍率が異なる場合、属性変更で次のエラーが表示されます。
「OK」をクリックすると、「耐力壁」ダイアログの属性が専用初期設定の内容で更新されるので、確認して「OK」をクリックしてください。 - 木造構造計算のデータを床小屋伏図に反映したとき、鉛直構面と耐力壁の凡例が合致しないため耐力壁が削除された場合は、次のエラーが表示されます。
(床小屋伏図の耐力壁が削除される条件は、「鉛直構面の耐力壁の反映について」を参照)
属性変更ダイアログの「詳細」タブ
各項目については、「「土台」「大引」「大引受」ダイアログの機能」を参照してください。
属性変更ダイアログの「積算」「強度」タブ
各項目については、「柱属性ダイアログの機能」を参照してください。