床束/床束(連続)/床束(範囲)/根がらみ
床束、根がらみを入力します。
断面寸法の初期値や積算情報には、木造構造材マスタの各部材の設定が連動します。

床束を入力するA612482_yyt_sec01
「床」メニューから「床束」の「床束」を選びます。
- ダイアログで配置基準、幅、せいを設定します。
- 床束の入力位置をクリックします(入力方法:1点)。
メモ
- 入力ダイアログ、属性変更ダイアログの各項目については、「柱属性ダイアログの機能」を参照してください。
- 床束の表現は、「専用初期設定:描画条件(2)」の「床束」で設定します。

床束を連続入力するにはA612482_yyt_sec02
「床」メニューから「床束」の「床束(連続)」を選びます。
- 床束のピッチやサイズ、高さなどを設定します。
- 床束を配置する直線の始点、終点をクリックします(入力方法:線分)。
メモ
- 「ピッチ」の初期値は、「専用初期設定:土台・大引条件」の「床束/束石ピッチ」の設定が連動します。

床束を範囲指定して入力するにはA612482_yyt_sec03
「床」メニューから「床束」の「床束(範囲)」を選びます。
- 床束のサイズやピッチを設定します。
- 床束を配置する範囲を入力します(入力方法:多角円形)。
- 基準とする位置をクリックします(入力方法:1点)。
メモ
- 「ピッチX方向」の初期値は、「専用初期設定:土台・大引条件」の「床束/束石ピッチ」の設定が連動します。
- 「ピッチY方向」の初期値は、「専用初期設定:土台・大引条件」の「大引ピッチ」の設定が連動します。

根がらみを入力するA612482_yyt_sec04
「床」メニューから「床束」の「根がらみ」を選びます。
- ダイアログで幅、せい、余長を設定します。
始点余長
終点余長部材は芯基準で入力(部材芯の交点=入力点)しますが、部材が交差する部分の勝ち負けを余長として設定します。部材の芯より短い場合はマイナスの値、芯より超える場合はプラスの値を入力します。
入力時の余長は、始点・終点の伸び返りとして部材の属性に設定されます。
(詳しくは「芯からの伸び返りについて」を参照) - 根がらみの始点、終点をクリックします。
メモ
- 属性変更ダイアログの「形状」タブでは、根がらみ芯の入力方向に対するオフセットを設定できます。
なお、オフセットを設定しても、床小屋伏図での入力位置は変わりません。立体データを作成した場合に反映されます。
(その他の項目については、「「土台」「大引」「大引受」ダイアログの機能」を参照)