棟木／母屋／母屋（範囲）／鼻母屋／谷木／隅木
棟木、母屋、鼻母屋、谷木、隅木を入力します。
断面寸法の初期値や積算情報には、木造構造材マスタの各部材の設定が連動します。また、屋根の参照データをもとに、自動で高さ位置が設定されます。
棟木、母屋、鼻母屋、谷木、隅木を入力するA612514_kmn_sec01
「小屋」メニューから「棟木・母屋等」の「棟木」または「母屋」「鼻母屋」「谷木」「隅木」を選びます。- ダイアログで各項目を設定します。
始点余長
終点余長部材は芯基準で入力（部材芯の交点＝入力点）しますが、部材が交差する部分の勝ち負けを余長として設定します。部材の芯より短い場合はマイナスの値、芯より超える場合はプラスの値を入力します。
入力時の余長は、始点・終点の伸び返りとして部材の属性に設定されます。
（詳しくは「芯からの伸び返りについて」を参照） - 部材の始点、終点をクリックします。
メモ
- 母屋の属性変更ダイアログの「形状」タブでは、勾配に対する部材の配置方法を設定できます。屋根の勾配に対して直角にする場合は「勾配」をON、地面に対して鉛直にする場合はOFFにします。
- 谷木、隅木の属性変更ダイアログの「形状」タブでは、始終点の高さや端点形状を設定できます。
- 属性変更ダイアログのその他の項目については、「「土台」「大引」「大引受」ダイアログの機能」を参照してください。
母屋を範囲指定して入力するにはA612514_kmn_sec02
- 「小屋」メニューから「棟木・母屋等」の「母屋（範囲）」を選びます。
- 母屋の幅、せい、ピッチを設定します。
- 母屋を入力する屋根をクリックします。
部材の高さ（軒高基準）は、指定した屋根によって決まります。 - 母屋を配置する範囲を入力します（入力方法：多角円形）。
- 基準とする位置と方向をクリックします（入力方法：1点方向）。
メモ
- 「ピッチ」の初期値は、「専用初期設定：小屋部材条件」の「ピッチ－母屋」の設定が連動します。