垂木/垂木(範囲)/垂木掛/垂木開口
垂木、垂木掛、垂木開口を入力します。
断面寸法の初期値や積算情報には、木造構造材マスタの各部材の設定が連動します。また、屋根の参照データをもとに、自動で高さ位置が設定されます。

垂木、垂木掛を入力するA612516_ktr_sec01
「小屋」メニューから「垂木」の「垂木」または「垂木掛」を選びます。
- ダイアログで各項目を設定します。
始点余長
終点余長部材は芯基準で入力(部材芯の交点=入力点)しますが、部材が交差する部分の勝ち負けを余長として設定します。部材の芯より短い場合はマイナスの値、芯より超える場合はプラスの値を入力します。
入力時の余長は、始点・終点の伸び返りとして部材の属性に設定されます。
(詳しくは「芯からの伸び返りについて」を参照) - 部材の始点、終点をクリックします。
メモ
- 垂木の属性変更ダイアログの「形状」タブでは、始終点の高さや端点形状、勾配に対する部材の配置方法を設定できます。
(その他の項目については、「「土台」「大引」「大引受」ダイアログの機能」を参照)勾配 屋根の勾配に対して直角にする場合は「勾配」をON、地面に対して鉛直にする場合はOFFにします。

垂木を範囲指定して入力するにはA612516_ktr_sec02
「小屋」メニューから「垂木」の「垂木(範囲)」を選びます。
- 垂木の幅、せい、ピッチを設定します。
- 垂木を入力する屋根をクリックします。
部材の高さ(軒高基準)は、指定した屋根によって決まります。 - 垂木を配置する範囲を入力します(入力方法:多角円形)。
- 基準とする位置と方向をクリックします(入力方法:1点方向)。
メモ
- 「ピッチ」の初期値は、「専用初期設定:小屋部材条件」の「ピッチ-垂木」の設定が連動します。

垂木開口を入力するA612516_ktr_sec03
「小屋」メニューから「垂木」の「垂木開口」を選びます。
- 垂木開口を入力する屋根をクリックします。
- 開口する範囲を入力します(入力方法:多角円形)。