プログラム名 | 建設CAD | Ver. | Ver.18 | ID | M000081 | 更新日 | 2018/04/10 |
Q:《建設CAD》の[CAD製図基準チェック]で「輪郭線」や「表題欄」の縮尺でエラーが出ました。内容がよくわからないのですが、どうしたらよいですか。
A:製図基準用の図面の枠と表題欄には入力ルールがあります。[データ編集]-[属性移動]でレイヤを正しく分けて、縮尺は「用紙系1/1」に修正してください。
「CAD製図基準」では、図枠、表題欄(タイトルボックス)について細かく設定されています。下図のように、それぞれのレイヤ名称とデータが決まっています。また、これらはすべて「用紙系1/1」の縮尺にする必要があります。
データを見ながら図枠、表題欄の仕分けをおこなうには、以下の手順でおこないます。
操作方法
- [データ編集]-[属性移動]で、[縮尺]をクリックします。
- 「現在の縮尺」で「用紙系1/1」以外の縮尺を選び、下の画面に枠や表題が表示されるかを確認します。
- 枠や表題欄が表示された場合、それらを選択して色を変えます。
- 「使用可能縮尺」で「用紙系1/1」を選んで[適用]をクリックします。
選択した枠や表題欄が「用紙系1/1」のデータになります。 - 次に、[レイヤ]をクリックします。
- 「現在のレイヤ」で「-TTL」(外枠/図枠内枠)、「-TTL-FRAM」(タイトル枠)、「-TTL-LINE」(区切り線、罫線)、「-TTL-TXT」(文字列)を選択して、正しくデータが割り振られているかを確認します。
違うデータが入ってしまっている場合は、レイヤを変更する必要があります。
メモ
- 縮尺を用紙系に変更する方法として、[CAD製図基準チェック]で「-TTL」レイヤをまとめて変更もできます。操作は、こちらを参照してください。