プログラム名 | 建設CAD | Ver. | Ver.18 | ID | M002784 | 更新日 | 2018/04/10 |
Q:《トラバース計算》で既知点から観測して精度をだしたいのですが、うまくいきません。どうしたらよいですか。
A:既知点の数、器械を据えた位置、後視と取り付けの有無などを確認して[初期設定]をおこなってください。
《トラバース計算》で[観測データ]ステージの、[設定]-[初期設定]で、精度のだせる計算は下の4つです。
操作方法
■2次元閉合
「初点」が既知点で、最後に「初点」に戻って既知点1点で精度を出すトラバース計算です。
「後視点」は最後の器械点(初点に戻る1つ前の器械点)を入力してください。
■2次元結合
「初点」と(初点)「後視点」、「結合点」と(結合)「取付点」の4点が既知点です。
「後視点」と「取付点」には器械を据える必要はありません。
■2次元結合(取付なし)
「初点」と(初点)「後視点」、「結合点」の3点が既知点です。
最後は「結合点」を観測して終了している場合になります。
■2次元結合(後視・取付なし)
「初点」と「結合点」の2点が既知点です。
「初点」は必ず既知点に据える必要があります。新点に器械を据えて既知点を後視して始めたトラバース計算は結合で計算できません。
メモ
- 結合(取付なし)の操作方法はこちらを参照してください。