断熱仕様(かんたん仕様)
3Dカタログサイト(Web)上で提供される断熱仕様の「かんたん仕様画面」です。各部位・構造・工法に対する使用場所への材料や厚さを調整して、平均熱貫流率を設定します。使用場所を参考図を見ながら設定できるため、調整しやすい画面構成になっています。
同じデータを「詳細画面」へ切り替えて確認することもできます。
【新規追加時、コピー時】
【メーカー提供(製品)の表示】
【オリジナル断熱仕様の表示】
3Dカタログ(メーカーコンテンツ利用が可能)の有料会員契約が必要です。
また、[3Dカタログ.com設定]の「3Dカタログを使用する」が有効に設定されている必要があります。
→参照:「3Dカタログ建材コンテンツをCAD利用する場合」
各項目
概要
断熱仕様の概要部分です。
項目 | 機能概要 | |
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詳細仕様へ ( ![]() |
「詳細仕様」画面へ切り替えます。(同じ断熱仕様データをタイプの異なる画面で閲覧) 計算時に数値補正された「使用場所」がある場合は、計算に使った値でデータ更新します。 ・躯体が断熱材の厚さで計算されていた場合、躯体の厚さを断熱材と同じ厚さで変更します。ただし、厚さ変更不可の材料を選択中はデータを更新しないため、平均熱貫流率に影響があり、変更されます。 また、平均熱貫流率が切り替え時に変更された場合、下図のように値枠が数秒赤く点滅します。 ![]() ・密閉空気層の入力が無視されていた場合、密閉空気層の材料選択を解除します。この場合、平均熱貫流率は変更されません。 |
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概要 | 追加・選択した断熱仕様の名称、タイプ、部位・工法等を表示します。 | |
変更する ( ![]() |
「仕様名称」「備考」を変更します。 メーカー提供の断熱仕様は変更できません。 ![]() |
材料設定等
「使用場所」に対する「材料」「厚さ」を設定します。アルファベット記号(a~)に相応する平面・断面を参考にすることができます。
項目 | 機能概要 | |
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□使用する |
対応するアルファベット記号の使用場所を有効にする時は「ON」にします。 無効にする時は「OFF」にします。(枠内がグレー表示) |
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変更 ( ![]() |
[使用する]が「ON」時に有効です。[変更]より材料を選択します。 [変更]より「材料の選択」画面が表示されますので、絞り込んで設定する材料・建材を選択します。 ![]() 選択した材料・建材の厚さ、熱伝導率等がセットされ、画面が「かんたん仕様」画面に戻ります。(下図:a部分例) ![]() また、「平均熱貫流率」も再計算・表示されます。 |
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□オリジナルカタログ設定のものだけを表示する | 「ON」にすると、「オリジナルカタログ」に登録した建材だけが検索の対象となります。→参照:「オリジナルカタログ」 | |
選択をクリアする ( ![]() |
現在設定されている材料・建材を解除して何も選択されていない状態にします。画面は「かんたん仕様」画面に戻ります。 |
2021(令和3年)/4/1より、以下の熱橋面積比が削除され、下地が断熱材を貫通する場合は「付加断熱の熱抵抗×0.9倍」と計算するように外皮性能計算が変更になります。
ダウンロード等
画面スクロールに影響しない定位置のフロートバータイプです。(下図:既存オリジナル仕様の表示時)
項目 | 機能概要 |
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ダウンロード ( ![]() |
ZEROの「断熱仕様登録」一覧へ取り込みます。![]() 新規作成時は、材料名を語尾に追加する[仕様名称に断熱材名を追加]で「_{選択中の断熱材メーカー名 断熱材名}」 を末尾に追加します。(先頭1つ目のみ) ![]() |
★お気に入りにする ( ![]() |
断熱仕様をお気に入りとして登録します。「断熱仕様一覧」の「★」欄に★マークが表示され、お気に入りのみを検索することができます。 |
コピーして編集する ( ![]() |
同じ内容の別の断熱仕様を新規作成します。メーカー提供の断熱仕様は編集不可のため、オリジナル断熱仕様の元としてコピーする際に利用します。 ※追加した断熱仕様は、「ユーザー」区分となります。(メーカー名等への変更はできません) |
削除する ( ![]() |
登録したオリジナル断熱仕様を削除します。 |
平均熱貫流率 | 平均熱貫流率を自動計算して都度表示します。「かんたん仕様」と「詳細仕様」の切り替え時、数値補正されて値が微妙に異なって表示される場合があります。 |
明細 ( ![]() |
「明細表示」画面を表示します。![]() |
画面を戻すときは、下図の部分をクリックします。
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