貫
柱間の補強材として使用する貫を入力します。
貫の断面寸法の初期値は、下地材マスタの「貫」の設定が連動します。
メモ
- 貫は、
「自動立上」で自動配置されません。
- この部材を入力するとき、図面の表示が「壁床」の「胴縁・木摺・貫」モードに切り替わります。
- 入力する対象の部屋を指定する必要があります。部屋の参照データが読み込まれていない場合、「ツール」メニューの「参照データ読み込み」で部屋の参照データを読み込みます。
- 入力した貫の高さ位置、本数等は、「専用初期設定:配置条件(壁)」の「貫の位置」により設定されます。また、読み込まれている参照データによって、建具の開口を考慮した貫の長さを算出できます。
- 貫は、
「自動立上」で自動配置されません。

貫を入力するA733376_nuk_sec01
「壁床」メニューから「貫」を選びます。
- ダイアログで各項目を設定します。
断面寸法 貫の幅とせいの長さを選択、または入力します。初期値は、下地材マスタから連動します。 始点余長
終点余長クリックする位置から部材の端部までの長さを設定します。クリックする位置より内側に端部を設定するには、マイナスの値を入力します。 - 入力する対象の部屋をクリックします。

貫属性ダイアログの機能A733376_nuk_sec02
「属性変更」で入力した貫の設定を確認します。下記のダイアログが開きます。
樹種 等級 割付方法 基準長さ 単価タイプ |
設定されている樹種、等級、割付方法、基準長さ、単価タイプが表示されます。これらは積算で使用します。 (各項目については、「下地材マスタ」を参照) 樹種、等級は「積算」をクリックして変更できます。 |
積算 | 「貫積算情報設定」ダイアログを開いて、樹種、等級を変更します。![]() |
幅 せい |
貫の断面寸法を設定します。初期値は、下地材マスタから連動します。 |
長さ | 積算する貫の長さを変更したい場合に、この項目をONにして「入力」に積算する貫の長さを入力します。 |
本数 | 入力した位置に設置した貫の本数です。本数を変更して、積算する貫の長さを変更できます。 |
入力長さ | 入力した位置の貫の一本あたりの長さです。 |
開口長さ | 開口部分に入る貫の延べ長さです。 |
余長 | 「長さ」がOFF時の「入力」の数値に足したい長さを入力します。 |