プログラム名 木造壁量計算 Ver. Ver.4 ID Q510460 更新日 2017/09/22

Q:釣り合いの判定が「NG」のときの対処方法を教えてください。

A:建物外周部(左右1/4部分・上下1/4部分の側端部分)の存在壁量と必要壁量を比べ、建物の両側でのバランスをチェックします。左右・上下の側端部分の存在壁量に偏りがあると、判定が「NG」となります。該当する側端部分に耐力壁を追加(または削除)して、バランスのよい耐力壁の配置にします。

・ 壁量充足率 = 側端部分の存在壁量 / 側端部分の必要壁量
・ 壁率比 = 小さい方の壁量充足率 / 大きい方の壁量充足率

操作方法

上図の場合、Y方向(左)の壁量充足率が小さく、壁率比が0.5未満であることを確認できるため、Y方向(左)に存在壁量を増やします。

  1. 「耐力壁」メニューから「耐力壁」を選びます。
  2. 「耐力壁」ダイアログの「釣り合い確認」をクリックします。
  3. CAD画面に側端部分面積が表示され、「壁釣り合い判定表」ダイアログで判定を確認できます。
    内容を確認したら、ダイアログを閉じます。
  4. 「耐力壁」ダイアログで耐力壁の凡例、筋かいの方向を設定して、筋かいを入力します。

メモ

  • 壁釣り合いの判定は、「釣合」メニューの「壁釣り合い判定表」でも確認できますが、「耐力壁」メニューの「耐力壁」では、ダイアログの「釣り合い確認」を使うと側端部分面積と判定を確認できます。

壁釣り合いのチェックの順序

X、Y方向とも左右、上下1/4部分(側端部分面積)の壁量充足率を求めます。
左右、上下の小さい方の壁量充足率、大きい方の壁量充足率が両方とも「1.0」を超える場合は「OK」になり、壁率比はチェックしません。
片方または両方が「1.0」を超えない場合は、壁率比を求めます。ただし、両方ともが「0」の場合は「OK」になり、壁率比はチェックしません。
壁率比が「0.5」以上のときは「OK」、「0.5」より小さいときは「NG」になります。
※ 壁率比の判定は、「専用初期設定:図・表-計算」の「壁率比判定(0.5以上OK)」または「全ての壁量充足率が1を超える場合OK」の設定によって変わります。

 

壁量充足率・壁率比について

「専用初期設定:図・表-計算」の「壁率比を全て確認する」「壁率比判定(0.5以上OK)」「全ての壁量充足率が1を超える場合OK」の設定によって、判定が「OK」となる条件が異なります。

壁率比を全て確認する 壁率比判定(0.5以上OK) 全ての壁量充足率が1を超える場合OK 壁率比 判定がOKとなる条件
OFF 壁量充足率が「1.0」を超えると、壁率比は「-」で表示されます。 ・壁量充足率が「1.0」を超えるとき
・または壁率比が「0.5」以上のとき
ON ON OFF 壁率比は、すべて表示されます。 ・壁率比が「0.5」以上のとき
OFF ON ・壁率比が「0.5」以上のとき
・または壁率比が「0.5」未満でも、すべての壁量充足率が「1.0」を超えるとき