| プログラム名 | 木造壁量計算 | Ver. | Ver.4 | ID | Q510480 | 更新日 | 2017/09/25 |
Q:火打を入力しても火打構面の存在床倍率が加算されない理由について教えてください。
A:火打構面判定が「OK」になっていないと加算されません。
「OK」にするために耐力壁区画に入力している火打1本の平均負担面積を、火打の仕様の平均負担面積より小さくする必要があります。これには耐力壁区画の火打ちの本数を増やす方法と、平均負担面積が大きい火打仕様に変更する方法があります。

事前確認
使用する火打構面の仕様を確認します。
・H2:木製90×90、平均負担面積2.5㎡以下、梁せい150以上 (床倍率0.60)
・H5:木製90×90、平均負担面積3.3㎡以下、梁せい150以上 (床倍率0.36)
・H8:木製90×90、平均負担面積5.0㎡以下、梁せい150以上 (床倍率0.18)
火打構面の判定を「OK」にするための対処方法①
耐力壁区画の火打の本数を増やして、火打1本の負担面積が火打仕様の平均負担面積以下となるようにする。
床構面をOKにするために必要な床倍率が0.5の場合、H2の火打を使用します。耐力壁区画の面積が14.0㎡で、H2仕様の負担面積が2.5㎡であるため、「14.0㎡/2.5㎡=5.6本」となり、6本の火打を入力すると火打構面がOKになります。
※ ここでは耐力壁区画の面積を14.0㎡とします。
火打構面の判定を「OK」にするための対処方法②
耐力壁区画の火打の本数はそのままで、平均負担面積が大きい火打仕様に変更する。
耐力壁区画に5本の火打が配置されている場合、1本あたり「14.0㎡/5本=2.8㎡」より2.8㎡の面積を負担することになり、「H5:木製90×90、平均負担面積3.3㎡以下、梁せい150以上」の火打を使用すると火打構面がOKになります。
※ ここでは耐力壁区画の面積を14.0㎡とします。
メモ
- 火打構面のチェックは、X方向とY方向の耐力壁区画ごとに判定します。
- 耐力壁区画ではなく、専用の火打構面区画を使って検討したいときは、「専用初期設定:性能表示」の「火打構面チェック」にある「火打構面」をONにします。
- 「専用初期設定:性能表示」の「火打構面」がONのとき、火打の位置はまだ特定できないが、条件を満たす火打が配置されているものと仮定して床倍率チェックを行いたい場合は、「火打が配置されているとみなして計算する」をONにして、「性能」メニューの「火打」の「火打構面」で火打構面を入力します。