| プログラム名 | 木造壁量計算 | Ver. | Ver.3 | ID | Q513145 | 更新日 | 2017/02/23 |
Q:筋かいが付いている柱なのに、倍率0の接合金物が配置された理由を教えてください。
A:柱のX方向とY方向に対してN値計算を行ったときに、押え込みの効果だけが残る結果(計算結果が0以下)になった場合、倍率0の金物が配置されます。
例:2階建ての2階の柱に、片筋かい(倍率2.0)がともに柱脚部に取り付いている場合
柱のX方向、Y方向ごとに、2階建ての2階の柱のN値は「N = A × B - L」で計算されます。
A:柱の両側における軸組の倍率の差(筋かいを設けた場合は補正を加える)
B:周辺の部材による押さえ(曲げ戻し)の効果を表す係数(出隅柱は0.8、その他は0.5)
L:鉛直荷重における押さえの効果を表す係数(出隅柱は0.4、その他は0.6)
上図の場合、計算結果は以下のようになります。
Nx =(0-0)× 0.5 - 0.6 = -0.6
Ny =(2.0-2.0)× 0.5 - 0.6 = -0.6
X方向、Y方向ともに計算結果がマイナスになり、押え込みの効果だけになるので、倍率0の金物が割り当たります。