プログラム名 | CAD | Ver. | Ver.2 | ID | T000020 | 更新日 | 2018/06/12 |
Q:《CAD》で図面の一部分を別の作業データの図面にコピーするにはどうしたらよいですか。
A:[ホーム]タブの[複写]で図面の一部を選択し、別作業データの図面へ貼り付けてください。
操作方法
- 複写する図形を選択します。
- [ホーム]タブをクリックします。
- [データ編集]グループ-[複写]をクリックします。
- インプットバーの[複写]をONにします。
(何度も同じものを貼り付けたい場合は、[スタンプ]をONにします。操作方法はこちらを参照してください。) - インプットバーの[現在のレイヤに複写]をONにして、貼り付け時の作業レイヤに入れる設定にします。
(元のレイヤのまま貼り付ける場合はOFFにします。) - [ページ間でレベル追加]をOFFにして、縮尺などのレベル情報は無視して絵柄だけ貼り付ける設定にします。
(縮尺などのレベル情報も元のまま貼り付ける場合はONにします。操作方法はこちらを参照してください。) - 基準点をクリックしてマウスに図形が付いている状態にします。
- 別作業データのCAD図面を開き、[プロパティ]の[共通属性]-[レイヤ]で、作業レイヤを指定します。
今回は「作業レイヤ2」を選択します。 - マウスクリックで貼り付け位置を指定します。
◆いろいろな[複写]の方法
・[データ編集]グループ-[クリップボード]-[複写]は、別の現場や、別のソフト(Excelなど)へデータをコピーして貼り付けたい場合に使います。レベルの保持やコピー貼り付け時の基準点指定はできません。操作方法はこちらを参照してください。
・[データ編集]グループ-[複写]は、同じ現場内でコピー貼り付けする場合に使います。複写時の設定でレベルを保持でき、基準点の指定は必須です。
・[データ編集]グループ-[カット]-[範囲指定カット]の[複写]は、同じ作業データ内で、表の途中から切って複写したいなど、線や円などの途中でカットしたい場合に使います。レベルの保持はせず、基準点の指定は必須です。操作方法はこちらを参照してください。
・その他にも、[移動・回転]で[元データを残す]設定で複写する方法(こちら)や、[レベル移動]-[合成]で複写する方法(こちら)などがあります。